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26年度宅建試験を解く。 - 宅地建物取引士.biz

26年度宅建試験を解く。

街はクリスマス商戦に入り寒さも本格的になりましたね。
当方の仕事も来年度の打ち合わせと忘年会の嵐でございます。

さて年内は26年度宅建本試験で難問や気になった問題などを数点取り上げようと思います。

今回は免除組には関係ない問題ですが問50の解説を。

建物も問題ですが管理業務主任者やマンション管理士等の勉強をした経験のある方でしたら楽勝な問題でした。
しかし宅建試験生では「モルタル??」となった方が多かったので取り上げてみました。

問50 建築物の構造と材料に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
、鉄筋コンクリート構造におけるコンクリートのひび割れは、鉄筋の腐食に関係する。
適当。コンクリートのひび割れは、その部分から水や酸素や二酸化炭素、塩化イオン侵入し鉄筋を腐食させそれを助長します。
(この問題は過去にも出題されていますので比較的解きやすい問題ですね)

、モルタルは、一般に水、セメント及び砂利を練り混ぜたものである。
最も不適当。モルタルには砂利は含まないのです。ここで悩んだ受験生が多いでしょう。
まずモルタルセメントを練り混ぜて作る建築材料です。マン管や管業学習生は過去に出題や基礎本にも記載されてる場合が多いので正解出来た方も多いでしょうが宅建の基礎本には意外に抜け穴な場合が多いのでこの際に覚えておきましょう。

3、骨材とは、砂と砂利をいい。砂を細骨材、砂利を粗骨材と呼んでいる。
適当。砂を細骨材、砂利を粗骨材と言います。
骨材とは砂利や砂のことです。これも惑わされそうな問題ですね。

、コンクリートは、水、セメント、砂及び砂利を混練したものである。
適当。コンクリートには、水、砂、砂利、セメントが含まれます。これらを固めて凝固させた建築材料です。

宅建受験生には必要かな?と思う問題でしたが建築系を学んだ方なら比較的簡単でしょうが、不適切な肢「モルタル」???に悩んだ受験生が多いようでしたので取り上げてみました。

ちなみに今後の参考ですがコンクリート材料では
①空気+水+セメントでセメントペースト
②空気+水+セメント+細骨材(砂)でモルタル
③空気+水+セメント+細骨材(砂)+粗骨材(砂利)でコンクリートになります。
ご参考までに。

次回は難問ですが図にすれば必ず解答出来た相続問題(問10)を解説します。

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    2014.12.22|コメント(-)トラックバック(0)Edit
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