今回は前回お伝えした通りに建築基準法の基本的な問題です。
問題自体も比較的簡単ですが正確な数字などが聞かれた問題でした。
問17建築基準法に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1.住宅の地上階における居住のための居室には、採光のための窓その他の開口部を設け、その採光に有効な部分の面積は、その居室の床面積に対して7分の1以上としなければならない。
2.建築確認の対象となり得る工事は、建築物の建築、大規模の修繕及び大規模の模様替であり、建築物の移転は対象外である。
3.高さ15mの建築物には、周囲の状況によって安全上支障がない場合を除き、有効に避雷設備を設けなければならない。
4.準防火地域内において建築物の屋上に看板を設ける場合は、その主要な部分を不燃材料で造り、又は覆わなければならない。
1.正しい住居の居室では、採光のための開口部を床面積の7分の1以上とする。
これは過去問でも何回も出ている問題です。単純に数字だけ覚えていれば解けた問題ですが換気と間違わないでください。換気は20分の1です。
2.誤り。建物の移転も建築の対象。
建築とは新築する。増築する。改装する。移転することをいいます。
3.誤り。高さ20m超を場合に、原則避雷設備が必要。
これも有名な問題ですね。問題の高さ15mですから避雷設備の設置は不要です。
4.誤り。準防火地域に、看板等の不燃材料で作る規則はない。
この問題で言うなら防火地域内で看板等の工作物で屋上に設けるもの又は高さ3メートルを超えるものは、主要部分を不燃材料で造り、又はおおわなければならない。準防火には規定なしです。
単純そうですが正確な知識が問われた問題でした。正解率は50%前後です。
正解して欲しい一問でした。
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